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畳表の詳細

品名 生産地 生産者 イ草品種 織糸 目方
目積表 熊本県 酒井泰四郎さん
ひのみどり 麻・綿2本糸織り 2s

目積表について

 目積表とは、通常のイ草を使って、一目にひと組の経糸で織られた畳表の事です。
普通の畳表と比べると半分の大きさの目になり、曲げやすく出来ています。

 
 目積表にも安価な中国産の品がありますが、耐久性と安全性に確信が持てない事から
当店では積極的には使いません。
(もちろん、ご注文があれば手に入ります)

無染土表について

 畳表に使われるイ草は、刈り取りをされた後、すぐに染土につけられ
泥の皮膜でコーティングをします。(泥染め)

 これは、イ草の水分を効率よく放出させて、早く均一に乾燥をするためと
光やこすれから表面を保護する働きをします。
ただ、乾燥から製織りの段階で泥が舞い上がり、生産者の健康を害する
事があったり、使うお施主様には無用のものなので、
染土を使わない畳表作りは出来ないものか、と研究して完成させたのが
酒井さんの無染土表です。
無染土仕上げは乾燥がむずかしく、また、泥の皮膜がない為にごまかしがきかない、など
技術的に大変な為、実用化しているのは数件だけです。
当店では無染土仕上げのパイオニアである八代の酒井農産さんから直接仕入れています。

  
       酒井泰四郎さん             酒井農産 作業場
 
       酒井農産 「強力表」用 イ草田