畳材料ご紹介

 確かな材料を 間違いなく手に入れるために
出来る限り 生産者からの 直接仕入れ を行なっています。
 その中で特に、八代の畳おもて生産者の皆さんには、品物も精神面も含め
全面的なサポートをいただいています。 本当にありがたい事です。
おかげで どこへ出しても恥ずかしくない とびっきりの畳おもて をご用意することが出来ています。

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1、 畳表(たたみおもて)
  「北出新畳会」は、高品質な畳表を作る為に栽培技術、製織技術を研究、実践をし
さらに、残留農薬検査、付着物安全性検査を毎年受けて安全性の確保にも努め、
そのうえ、環境に優しい農業を計画的に実行する「エコファーマー」の資格も皆で取得するなど、
非常に前向きな生産者グループです。

−親畳会の取り組みはコチラから−

 「
北出新畳会」の畳表は安全で丈夫、焼け色もきれい、という3拍子揃った品々です。
そんな品々が、産地での偽装や流通ルート上でのごまかしも全て取り除いた「直接販売」と
いう形で当店に届きます。
だから、これ以上に安全でウソのない品はない、と自信を持っておすすめ出来るわけです

当店の畳表一覧     価格表はこちら
園田さん特
草丈 約136cm以上
重量 約2.3kg
織糸 綿麻2本織り
表替え13,000円
    (税込)
 136センチ以上という特に長いイ草だけを
特別選別して織り上げた 園田家 入魂の畳おもて

 ひとつの田んぼから わずかしか選別できない為、
草が揃わない事もあり、注文を受けても織れない事もある
「幻」の畳おもて
まさに「魂」のこもった逸品

この品質でこの価格設定は、業界関係者も驚く良心的さ

 園田さん1番
草丈 約130cm
重量 約2.2kg
織糸 綿麻2本織り
表替え10,500円
    (税込)
   生産者は親畳会の代表を努める園田さん
とにかくゴツく、強く、がモットー
そんな園田さんの 1番抜き選別をしたイ草で織られた品

草の丈夫さ、長い草を使った事による焼け色のきれいさ、
丁寧な仕上げによる織りの良さ、と、全てに高いレベルに
まとまった当店自慢の品
園田さん2番
草丈 約120cm
重量 約2.0kg
織糸 綿麻2本織り
表替え9,500円
    (税込)
 園田さんの2番抜きイ草を使用した品
1番抜きイ草と比べ、短い分、色が落ちる草が混じる
その分、価格が安め

 その代り 摩耗検査では 「 1番おもて 」 を凌ぐ結果をだした
という驚き
丈夫さ重視の品
実用ナンバーワン
園田さん3番
草丈 約115cm
重量 約1.8kg
織糸 麻1本織り
表替え8,500円
    (税込)
 園田さんの3番抜きイ草を 麻糸一本糸で織り上げた品
厚みも充分あり、価格と品質のバランスに優れた
実用的で お手頃な品
園田さん4番
草丈 約110cm
重量 約1.5kg
織糸 綿1本織り
表替え7,500円
    (税込)
 園田さんの4番抜きイ草を 綿糸一本糸で織り上げた品
綿糸織り畳おもては すっきりと見え 価格も安めで
お手軽に使っていただけます

 イ草は園田さんらしくゴツく丈夫
安いから弱いなんて事はありません
七島表(大分産)

草丈 約150cm
重量 約3.3kg
織糸 極太麻1本織り
おもて替え 26,400円
     (税込)
 縁無し畳に使う畳おもて
「琉球表」・「野郎表」・「アオ表」などと呼ばれる事もあります

「七島イ草」という種類の草を 極太の麻糸で織ってあります

  現在、日本国内では大分県だけで作られています
 機械織りがうまくいかず 今でも ほぼ手織りで作られていて
 高齢化による廃業で生産者が数件になってしまい
 希少な民芸品あつかいで 非常に高価な品になってしまいました

  安価な中国産やベトナム産もありますが 独特の風合いは
 大分産ならではの良さがあります
目積表(めせきおもて)
草丈 約133cm
重量 約2kg
織糸 綿麻2本織り
おもて替え14000円
    (税込)
 こちらも縁無し畳に使う畳表。現在、「へりなし畳」といえば
こちらの方が主に使われています。
 目積おもてとは、通常の畳表に使われるイ草を使って、
一目に一通りの織り糸で織ってある畳表です。
 当店では熊本県八代市の 「
酒井農産」さんの
無染土目積表をご用意してあります。

 こちら酒井農産さんも安全で高品質な畳おもて作りをおこなっている
生産者さんです。酒井さんの畳おもて作りはコチをご覧下さい。
 無染土畳表は、独特の香りがとても心地良い品です。
一度、ご体験いただきたいです。
 畳おもて の 品質の違いとは

 畳表はイ草を織って作られる「織物」です
使われるイ草の品質と織り糸の違いによっていくつものランクに分かれます


イ草の品質の違いは?

 ひとつは、イ草そのもの の質です
良いイ草を育てる事はもちろんの事、良いタイミングで刈入れて、キチンと保管し、
ベストな状態で織る、という、イ草の質に関わる技術、腕がモノを言うところです

 良いイ草は表皮が丈夫な為、使い込む事でツヤがでます そして焼け色が非常にキレイです
世間では青い畳が良いように言われていますが、本当に良い畳は焼けてからが勝負

こがね色の畳こそ本物

新畳会の畳おもては 正にそんな畳おもて表です

 もうひとつは使うイ草の長さです
イ草は田で収穫されますが、根元は白くて丈夫、穂先は青くもろい、という性質を持っているため
草の中ほどが 色、丈夫さ、共に良質な部分になります

収穫され乾燥して保管されたイ草は、畳表に織る際に選別します

 選別は、保管されていたイ草の束から長い順に抜いていきます
一番長い基準で抜いた物を「1番抜き」、次を「2番抜き」・・・と続いていきます

選別された中で、良い部分を贅沢に使える 長いイ草を使った品がより良い品となります



 織り糸にも違いがあります
織り糸には綿、化繊、麻など様々な糸が使われますが、ギュッと目を積めて織るためには
強い糸が必要となります

現在、一般的には安価な品は綿糸1本織り、その上が麻糸1本織り、上級品は綿糸、麻糸の2本織り、
という順になっています


イ草を選別して並べた写真
 
 各種畳表を左側から品質の良い順に
並べてみました。             
 並べると、使ってあるイ草の長さが違う事が
見ていただけます。
焼けた後の色の違い。
右が高品質畳表です。
色の良くないイ草が少ないんです。
 ちなみにこれが2年目の園田さん一番表。
当店の お日様の当たる所に置いておいた品です。
部位は畳表の端の方で畳ヘリが付くあたりです。
 イ草の端の部分が来る所で、通常は一番 色合いが
悪い部分のはずなんですが、この焼け色。
ホントに、きれいなんです。

  京間とは?

   畳は、家ごと 部屋ごと 場所ごとにサイズ、歪みが違います。
  新畳をご注文いただくと、まず お部屋の寸法を測り、隙間なく納まるよう一帖ずつお作りします。

   畳を作る際には、基準となる寸法があって、基準寸法より大きい小さいで計っていくのですが
  その基準寸法に、関東(五八間)、中京(中京間)、関西(京間)とあります。
  静岡は関東(五八)間基準を主に使います。関西では京間が使われますが、近年、減少傾向にあるようです。

  基準寸法あれこれ

  関東間   縦 五尺八寸(約176p) 幅 二尺九寸    (約88p
  中京間   縦 六尺   (約182p) 幅 三尺一寸五分(約91p
   京間    縦 六尺三寸(約191p) 幅 三尺一寸五分(約96p) 

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